はじめに
筆者は学生時代、2013年〜2017年の間、毎年南米へ訪れていた。
そんな南米好きの筆者が、ペルーの首都リマのおすすめスポットを紹介する。
祝うべき第一回は、Rimac(リマック)だ。

RImacはリマ旧市街の北に入りしている地域だ。(赤丸の部分がリマック、青丸が旧市街)
治安が非常に悪く、リマにいる友人曰く、近づかない方が良い、とのこと。
確かに、全体的に雰囲気が悪い。道路も舗装されていない赤土の場所が結構ある。野良犬も歩いている。
ごめんなさい。写真が見つからないのでGoogleマップの画像で許してください。

治安が理由か、その逆か、リマの旧市街とは大きな幹線道路で区切られており、雰囲気もまるで違う。(リマの旧市街も治安はそれなりに悪いけど)
このRimacには、サンクリストバルの丘という観光スポットがある。南米のどこも同じだが、丘は斜面になっており、居住しにくい場所なのでスラム化しやすい。
ボリビアのラパス、ブラジルのファベーラ(スラム全体を指す)もそうだ。
おすすめの理由
では、なぜおすすめスポットといったのか。それは、絶景と非日常を一度に体験できるからだ。
サンクリストバルの丘は標高約800mの場所にあり、リマ全体を一望できる。
これが結構綺麗。
特に夜間は、オレンジの街灯、大気汚染の空気が合わさって幻想的な雰囲気の夜景を楽しむことができる。
※写真はあったのだが、筆者が写っているので時間があれば加工して載せる。
また、リマックへはバスツアーでいくことになるのだが、その道中も非常に興味深い。
(確か)ツアーによって異なるが、旧市街の広場集合でそのままバスに乗り丘へ向かう。その道中は、普通に観光地を訪れただけでは行くことのない場所を通ることになる。
いわゆるスラム街と呼ばれるような場所を、オレンジの街灯に照らされた薄暗い中走り抜ける。そこでは、地元の人たちはバスの車内を興味深そうに見てくる。
車窓からは普通の観光地とは違う、本当のリマを感じることができる。
バスツアーは安全か?
治安の面で不安という方がいると思う。バスに強盗が入ったという話は聞かない。
勝手な推測ではあるが、多分ツアー会社から地元の”元締め”にお金が流れているんだと思う。サンクリストバル行きのツアーは1〜2時間程度で終わるツアーなのだが、これが結構繁盛している。
複数のツアー会社がバスを運行しており、それぞれのバスは混雑している。
ということは、地元の人にとっての大事な収入源ということになる。
バスツアーが襲撃されたとなれば、観光客数が減ってしまう。なので、元締めからツアーには手を出さないように指示が出ているのだと思う。
ちなみに、個人で行こうなんてことは思わない方が良い。手を出さないのはツアー、それ以外は正直わからない。
Taxi、公共バス、手段はいろいろあるだろうがやめた方が良い。
タクシー運転手と地元のギャングがグルになって、観光客を襲うなんてのはよくある話。
行くならツアーで。
コメント