どうも。
実際に、現地採用としてインドネシアの人材エージェントで勤務した筆者が、現地採用で働くことのメリットを挙げてみる。
尺を稼ぐために、何回かに分けて記事を書く。
好きなだけ、その国にいられる。
海外赴任は、日本から派遣される駐在員と現地法人に直接雇用される現地採用の2つに分けられる。
駐在員であれば、会社から指示で来ているので、帰るタイミングも会社の指示に従うことになる。基本的には2〜3年の任期で帰国or他の国へ転属となることが多い。中には10年戦士もいて、”帰国難民”と揶揄されることもある。
現地採用の場合は、会社との契約がある前提だが、任期がないため自分の意思で期間を決められる。
もし、仮に契約更新されなくても、他の会社で再度現地採用として働くこともできる。駐在員であっても転職して現地採用として働くことはできるが、高給、会社での地位、などの多くのものを失うことになる。
そういった面で現地採用は身軽だ。
とはいえ、中には駐在員でも現地の人と結婚して、赴任の任期切れに合わせて退職して現地採用になるケースもある。

仕事の負荷、責任が(比較的)低い
駐在員は、営業拠点であれば会社の売り上げの責任を負うことになるし、工場であれば生産のみならず工場運営の全てに責任を負うことになる。
言葉では軽く聞こえるが、非常に責任は重い。
日本では管理職〜役員クラスの負う責務を海外では駐在員が負っていることになる。
現地採用であれば、これらの重責とは縁があまりない。※よほど出世をする、会社の規模が小さ、現地採用がメインの会社であれば話は別だが。
これをメリットとして良いか迷ったが、筆者にとってはメリットなので書くことにした。
日本国内での就職が一般の時代、現地採用を選ぶ段階で人とは違う価値観を持っていると思う。
それが何かはわからない、自由を重んじる、リスクを取れる、etc,,,,
そして、現地採用を選ぶ人には旧来の日本の雇用、モーレツサラリーマンとは一線を画す価値観を持つ人が多いと思う。
であるならば、一日中職場に缶詰で大きなストレスの中働くことをよしとはしないだろう。せっかくの海外生活を楽しめない。3年間の海外生活、気がついたら職場と自宅の往復だった、なんてことは悲しい。
また、海外生活で重要なのはメンタルだ。大きなストレス、長時間労働にさらされてはメンタルもやられる。
駐在員のような激務、責任に晒されないという点で現地採用はメリットのある働き方だ。

最後に
今回は現地採用のメリットを2つ挙げてみた。
これらが、メリットだと思わない人もいるだろう。
一つだけ、現地採用、海外就職に興味があって手を動かして情報を探しているあなた、それだけで十分えらいです。(何様だよ)
筆者は応援しています。
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