今回は2回目。
”20代で現地採用を経験しての感想”ということで、今回は、26才でインドネシアへ渡り現地採用として働いた経験から、実際にどうだったか感想を述べていく。
〜前回の振り返り〜
結論:20代中盤で現地採用を選んでよかった
理由は以下2点
- ライフイベント的に20代後半以降は動きにくくなるから。(人による)
- 20代~30代前半は転職に有利、未経験転職可能だから。
まとめると、年齢が上がるとライフイベントの都合で現地採用といった思い切った決断ができなくなる。
また、若いうちは転職にも有利で現地採用の経験がプラスにも働く。
なので、思い切った行動を若いうち行ってよかった。
といったことを説明した。
前回の記事を振り返ってみると、年取ると身動き取れなくなるから早く行け、ということを述べただけになっていた。
なので、今回はより主観的に、よかった点を書いていく。

主観的に思う、よかった点
- 最高の思い出ができた
- 友人ができた
- 現地採用の実態を早めに理解できた
最高の思い出ができた
ブログのネタになるように色々考えたが、正直シンプルに”最高の思い出になった”が一番だ。
滞在中は仕事、私生活で酷い目に遭ったりした。人生でトップレベルに過酷な状況を経験したりもした。
だが、あの経験は何事にも変え難い。
慣れない土地、文化での生活、新しい仕事、新しい出会い、楽しい、悲しい、きつい経験様々だ、
当時は楽しむ余裕なんてなかったが、今となっては最高の思い出だ。
うまく、言葉では表現できないが。
いろんな人に出会えた
- 現地の友人
- 面白い日本人
1年の滞在ではあったが、インドネシア人の友人ができた。彼らとは一緒にいて楽しい。
帰国後も、役所のやりとりなどですごく助けてもらったりもした。
今でもインドネシアに行く際は会っている。
また、現地採用の日本人は面白い人が多い。
わざわざ、現地採用の選択をするのだからそれなりに代わっている。一見すると常識的なのだが、話してみるとやはり芯があり、尖っている部分がある。
彼ら彼女らとの出会いはすごく良い刺激になった。
現地採用の実態を早めに理解できた。

物事はやってみないとわからない場合が結構ある。いくら情報を調査しても当事者にならないとわからない。
現地採用のリスクを肌で感じ、海外生活に夢を抱くことは無くなった。
同時に、メリット、デメリットを理解することで、現地採用というものを適切に理解することができた。
なので、現地採用という選択肢を適切なタイミングで選べるようになった。
どういうことか、
現地採用のデメリットは、給与の安さ、安定性、仕事の内容、キャリアへの影響
メリットは、好きなタイミングで行ける、好きなタイミングで帰れる、最低限の収入はあることだ。
デメリットさえ許容してしまえば、人生を豊かにするツールとして使える。
ある程度の資産を作り、子供も大きくなってしまえば、海外移住もできる。
その際に、資産収入では心もとない、最低限の収入が欲しいといった場合に現地採用が使える。
こういった考え方も、実際に経験しなければ身に付かなかったと思う。
最後に:年齢は関係ない。

今回は、主観的なよかった点を挙げてみた。
お気づきだろうか。
どれも年齢は関係ない
現地生活をするのも、友人を作るのも、いつでもできる。
ただ、ライフステージで動きやすいかそうでないかの違いだ。
新しい経験をするのも、何歳になってもできる。
若ければその分、感性がある、その経験を活かせる期間が長い、のは事実だ。
しかし、だからと言って40代、50代で現地採用の経験をしても無駄だとは思わない。
最後に筆者の好きなスペイン語。
”Nunca es demasiado tarde.”
”決して遅すぎるということはない。”
もし現地採用に興味があるのであれば、実際に動いてみよう。
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