何いっているんだ? と思うだろう。
筆者は26歳でインドネシアで現地採用として働き始めた。日本でのそこそこ大手での正社員という身分を捨てて、リスクのある方を選んだ。
現地採用を選んだ理由は伏せるが、合理的に見ればキャリアという面で正しくない選択だ。
だが、蓋を開けてみれば、日本で再就職した結果を見ると、客観的に見て現地採用の選択は正しかったと言える。
人生では、非合理的で、デメリットが大きくても選んでよかったと思えるものがある。
そのうちの一つが現地採用だ。
■現地採用は不合理な場合が多い

現地採用というのは、配偶者が現地の人、実家が金持ちで将来の不安がない、などの特別な例を除けば、あまり合理的な選択になり得ない。
なぜならば、キャリアの面で不利、給与は日本の正社員より低い、労働環境は良くない、生活コストも結構かかる、などのデメリットがあり、”海外で働きたい”という理由だけでは、リスクや失うものに見合わないからだ。
■状況は変化する。不合理が合理的になることもある。
帰国するにせよ、現地採用を続けるにせよ、結果的に日本に居続けるよりも出世する場合や、給与が上がる場合、家族環境が変わって当時間違っていた選択でも、数年経つと正しい選択に変化する場合がある。
逆もまた然り、日本に居続ける方が合理的だったが、倒産の憂き目にあったり、家族の変化で海外へ行くチャンスを失ったりする。
■最後に
無責任な形で終わるが、特に現地採用をすすめたりはしない。結果的にどうなるかは、その人次第、運次第の部分が大いにある。
ただ、明らかなブラック企業に入社するといった、防げるトラブルは防いだ方が良い。
本ブログでは、現地採用の闇と光を忖度なく記事にしている。
参考にしてもらいたい。
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