意味不明に思う方もいるだろうが、最後までお付き合いいただきたい。
別記事で、現地採用という選択肢は不合理だが、結果的に合理的な選択になり得る、と書いた。
屁理屈っぽいが、実際の筆者の経験や周りの現地採用を見ていて思うことだ。
で、今回の記事も少し関連している。
記事の内容
- 不合理な選択をするにはリスク判断の感覚が壊れていないといけない。
- 予測できない成果を手に入れるためには
- リスクを感じないのは才能
筆者の紹介
- 日本で生産管理2年半の経験後、インドネシアで人材エージェントとして勤務
- 現在は帰国し、現地採用、その他海外のことについて情報発信
- 学生時代は南米を中心に旅する。現地でできた友人の家に居候。
不合理な選択をするにはリスク判断の感覚が壊れていないといけない。

現地採用という不合理な選択をするには、リスク判断が適切にできてはいけない。
人間は、周りと同じように動く習性がある。特に日本人はそうだ。
他の人がしない判断を行わなければならない。
なんとかなるだろう、いったれ!、など勢いで決める人、ロジカルな理由をつけようとする人、さまざまな理由をつけて判断を正当化しようとするが、現地採用が合理的な選択でないことは心の底でわかっているはずだ。
結局は、リスクを承知 or 臭いものに蓋をして、現地採用を選ぶのが大半だ。
予測できない成果を手に入れるためには
一見合理的な選択を繰り返した先には、ある程度予測可能な未来が待っている。
では、予測のできない果実を手にするにはどうすれば良いか。
それには、不合理な選択をするというのが手っ取り早い。
高いスーパーで買い物をしてみる、いつも行かないレストランにいってみる、小さなものから、現地採用という選択まで、大小さまざまな不合理な選択肢がある。
これら人と異なる判断を行うことで、食べたことのない食材、新しい出会い、思っても見ない出来事を経験することができるのだ。
現地採用でいえば、新たな出会い、仕事に対する考え方の変化、海外経験、、、
結論:リスクを感じないのは才能
みんなが、一見合理的な選択をしていては人間の群れ全体としてはマイナスだ。
ナワバリを飛び出して狩や採集にいく人、目新しい果実を食べる人、新しいことにチャレンジする人、そういった人がいないと人間の群れは停滞しやがて絶滅するだろう。
ただ、忘れてはいけないのが、成功者の後ろに多くの屍があるということだ。
現地採用という選択によって、キャリアが壊れて人生が狂う人だっている。
とはいっても、このリスクを感じない能力は、才能であると筆者は思っている。
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