現地採用って何?よく聞く駐在員との違いは?そんな疑問に元インドネシア現地採用がお答えする。
インドネシアの住みやすさについては下記で解説。
本記事は、海外就職、現地採用について調べ始めたばかりの方向けだが、今一度現地採用について知りたいという人もぜひ読んでほしい。
筆者の紹介
- 日本で生産管理2年半の経験後、インドネシアで人材エージェントとして勤務
- 現在は帰国しメーカーに勤務。現地採用、その他海外のことについて情報発信中
そもそも、”現地採用”とは何?
そもそも、”現地採用”とは何か、それは海外の現地法人に直接採用されること。
人のことを指すのか、採用活動を指すのかはわからない。
海外で働くもう一つのパターンに、駐在があるが、これは日本の本社や支店などから海外の現地法人に派遣されることだ。
駐在と現地採用の違いは?

前に書いたように、駐在員は日本から会社命令で来る人、現地採用は現地の海外法人に直接採用される人のことだ。
イメージとしては、
トヨタ自動車の本社からトヨタインドネシアに出向してくるのが駐在。
トヨタインドネシアに直接雇用されるのが現地採用だ。
なので、雇用形態も大きく異なる。
日本のトヨタの正社員と、トヨタインドネシアの社員、という扱いになる。そのため、待遇も大きく違う。
駐在員であれば、高級コンドミニアムが無料で与えられる。
日本人学校の費用、社用車、ドライバー、日本との往復チケット(年数回分)
メイド、その他
さらに、給与は日本でもらっているものにプラスで手当がつく。
現地採用の場合は、手取り、最低20Jt(20,000,000IDR)〜(日本円で約20万円)だ。
これを下回っている企業がたまにあるが、基本は20Jt以上。
THR(宗教手当)と呼ばれるボーナスが、年1回、大体基本給1〜2ヶ月分くらい。
もらっているところはもっともらっているらしい。
20代~30代前半であれば、年収は手取り、250~300万円前後と言ったところだろう。
住むところ

現地採用の場合は、基本的に安めのコンドミニアムに住むことになる。
安めというとボロボロのものを予想するかもしれないが、相場は家賃5〜9万円くらいで、まあまあのコンドミニアムに住める。
温水シャワー(水圧弱め、タンク容量小さい)、エアコン、冷蔵庫付きなので問題なく暮らしていける。
プール、ジム、コンビニ併設のところが多いので利便性もそこそこ良い。
食事

インドネシアの飯はそこまでクセが強くない。(辛いけど、辛くしないでといえばOK)
屋台であれば、値段は百数十円〜で食べられる。
日本食は、ものによるが日本で食べるのと変わらないかやや高いくらい。
洋食も同じような感じ。ハンバーガー、ステーキ、イタリアン、なんでも揃っているし、価格帯も結構幅広い。
安く済ませようと思えば安くすむし、贅沢をすれば結構かかる。
洋服
関税のためか、ブランド物は日本より高い。
ユニクロに関しては日本の方が安い。(セールを頻繁にやっているので)
なので、日本に一時帰国した際に買いだめするのもあり。
現地採用に向いている人
”向いている人”という文章を鼻で笑える人。。。。。。。
これはそうなのだが、あえていうなら下記
- 20代、30代前半の若手
- スキル、経験のある人
- 根性、体力のある人
- 海外就職に夢を見ていない人
どうだろうか、それぞれの説明をしたいが今回は初心者向けなのでやめておく。
下記1点だけ書き残す。
現地採用のみならず、世の中の現実はそんなに素晴らしくも甘くもない。ただ、そんなに絶望的な物でもない。なので、夢さえ見なければある程度やっていけると思っている。
当ブログはみなさんの海外就職を応援している。
読者さんにお願い。
こういう話題について書けよ!ってのがありましたらメッセージください。
以上、じゃまたね。
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