早く海外で働きたい! 何年くらい働いたら海外に駐在で行けるのだろうか。
今回はそんな疑問に答えられればと思う。
■まず、筆者の経歴
簡単にまとめると、
自動車部品メーカーで2年、人材エージェントで1年、製造業で4年の社会人経験がある。
製造業JTCは2社を経験、人材エージェントは大手だが、ベンチャー気質のある企業だった。
それらでの経験と、インドネシアで出会った駐在員の情報ももとに書いていきたい。
■JTCは早くて30代
いきなり現実を突きつけてしまうが、JTCで海外駐在に行けるのは早くて30代だ。
筆者がいた2社ではそうだった。
優秀かつタイミングが合う、早い人で30前半、通常は30後半〜40代が多い。
管理部門、製造部門、技術部門、営業どこでも大体そうだ。
ただ、ごく稀に20代で赴任している人もいる。
語学がネイティブレベル、仕事が異常にできるなど。
インドネシアで出会う駐在員ももれなく30後半以上だった。
言い方が悪かった。40代以上だった。
たった一人だけ、当時26歳の筆者より若い人もいた。(フォワーダー勤務)
■ベンチャーの場合は20代
ベンチャーの場合、普通に20代がいる。
むしろ、30代〜40代で会社に残っているのは出世頭だけという状況。
他は転職したり独立したりといった感じ。
筆者の上司もかなり若くして責任者をしていた。
気になる人は、人材紹介会社のリーラコーエンのYoutubeをみてみると良い。
かなり若い人が海外赴任をしている。
ただ、ベンチャーの場合、待遇に関してはJTCの駐在員とは大きく異なる点に注意してもらいたい。
■海外で働きたいが、そんなに待っていられない。

海外で働きたいが、そんな何十年も待っていられないという人。
気持ちはよくわかる。
なので、いくつか提案をしてみたい。
①現地採用
一番手っ取り早い方法がこの現地採用。
簡単に現地採用について紹介した記事を貼っておく。
直接、現地法人に就職をすることを現地採用という。
たとえば、ユニクロのインドネシア法人に就職するといった具合だ。
現地採用であれば、すぐにいきたい国に確実にいくことができる。
さらに、求められるスキルや経験も高久ない求人が一定数存在する。
中には新卒でも応募可能なものも。
反面、待遇面などでのデメリットはあるが、挑戦する価値は十分にある。
②駐在ポジションに転職
少し難易度が上がる。
駐在というのは、日本本社内しは日本の法人に採用され、出向という形で現地法人に異動することとなる。
現地採用と比べると、待遇面が良くなる場合が多いが、求められるスキル・経験が高かったり、応募できる求人数が少なかったりする。
ただ、筆者がしらべるかぎり、数十件は求人が存在するので、そこまで狭き門というわけではない。
また、駐在は本社の意向で帰らされたり、他の国にスライドさせられたりもする。現地での責任も重いてんは注意。
③社内異動
今いる会社で、社内異動をして駐在に行きやすいポジションにいく。
たとえば、自分の部署では40代以上の管理職でないと海外駐在にいくことはできないが、
営業であれば若手でもいくことができる。という場合がある。
その時々で、ちょうど海外志望の若手がいないといった特殊例もあるだろう。
そういう情報を仕入れて、あらかじめTOIECを受けるなどして準備しておくのも手だ
④その他、出張を狙う
まず、今いる部署で本当に駐在の可能性はないのかを考えてみよう。
確かに、その会社での経験やその会社内で必要とされるスキル、人脈は先輩たちに敵わないとしよう。
長年の経験がものをいう世界だ。
特にJTCは社内でのみ必要とされるスキルや知識が多く存在する。
ただ、英語力、その他の知識、頭の回転であれば敵う可能性は高い。
若さを武器に使うのだ。
先輩社員を凌駕する英語力、英文会計、貿易などの資格。
これらを積極的にアピールすることでチャンスは回ってくる可能性が高くなる。
出張も手だ。
駐在を狙っているあなたへ、出張はどうだろうか。

どうしても行きたい国があって、そこ以外は嫌、でもなければ出張は結構良い選択肢になると思う。
駐在にはメリットも多いがデメリットはそれ以上に?多い。
筆者がなぜ駐在よりも出張を狙っているのか書いた記事↓
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